she_ka’s diary

趣味のことを色々と。

名探偵コナン ゼロの執行人

見てきました。ゼロコナン。

私にとってコナン映画を見に行くのは毎年の恒例行事なんですけど。今年も最高でした。楽しかった。

前の記事まではまったく気にしてなかったのですが、私と同じコナンクラスタさんへの依怙贔屓であえて書きます。

ここから先はごりごりにネタバレします!!ネタバレっていうかあらすじとか書かずに普通に核心書きます!!見る前だったら見ないでください!!


最初に言えるのは。安室さん、全然悪い人じゃないじゃん。

予告とか見て、安室VSコナンを期待してたんですけど…。実際そんななかったです。

いや、まあそりゃそうだよね。「正義のために人が死んでもいいのか」ってコナンのセリフ、予告見たときは安室さんに言ってるもんだと思い込んでたけど。

安室さん、そんな短絡的な人じゃなかったです。映画見て思い出した。

だってさ、コナンや赤井秀一と対等に張り合える人だもんね。そりゃそうだわ。

安室さんの正義って、そんな安っぽくないよね。

本当に「真実VS正義」みたいな形でコナンと安室さんがもし戦ったら、日本消滅します。この作品で確信しました。

だって奴ら、やばいもん。なんか色々人間越えてる。

ストーリー全体を見ても、かなり作り込まれてたんじゃないでしょうか。流行りは99.9%だし、警察組織からんだら複雑になりますよね。子供が見たら理解できるのかな…?実際、夜の回だったのもあるけど、劇場の9割は大人だったし、コナン世代って最早高校生より上ですよね。

だけど、少なくとも私が小学生の時に見ても理解できなかったような気がします。私だからか。

コナン映画が毎年きっちり成功納めてるのって、ストーリーをちゃんとコナン世代と一緒に成長させたからなのかな、とか思ってみたり。昔の作品てここまで複雑じゃなかったですよね?「弁慶になりたかった!」とか。

コナンはどうしても登場人物が限られているから、自然と犯人分かっちゃうところがあるけど、今回、私は見事に犯人外しました。自分が単純すぎて嫌になる。

完全に、あの検事さんの存在忘れてました。

あとは、あの女性の弁護士さん。名前なんだっけ。

彼女が差し出された紙を振り払って立ち去るシーン、好きです。

あそこで紙を受け取って会いに行かないところ、全部自分で決めたって言えるところ、素敵でした。もしかしたら「真実VS正義」が一番現れてたシーンだったりして。

なんかさ、本当にコナン映画大人になりましたよね。

何様だって話ですけど、なんか感慨深かったです。

あとは、なんだろ。アクションシーンは相変わらず最高でした。コナンのスケボーはもちろん、安室さんのドライブテク、神かよ。

まあ、最初コナンがスケボーで安室さんの車と並走した時は、乗せてやれよってツッコミましたけど。

仕方ないよね。乗っちゃったら、一番楽しみだったスケボーアクション見れないし。楽しみにしてる身としては、今年は少し物足りなかったよ?

最後はもう物理を無視してどっかんどっかん。凄かった。哀ちゃんは天才だし。博士も。博士がシリーズ通して一番成長してるんじゃない…?

毎度のことながら道路交通法なんて無視だし、ドローンぶっ飛ばしたり、今回は違法がすぎるような…。公安絡んでるしね。大丈夫。法律遵守するコナンなんて嫌なので、大歓迎です。

少年探偵団も大活躍で。だけど、あの子達に真実が伝えられないのはそれが正義だからかな。とか思ったらちょっと寂しかったり。コナンって中身は大人だけど、あの子達を子供として扱うんじゃなくて、ちゃんと対等に向き合ってきたと思うので。

今回は規模が規模だし、そもそも対等に見てるからこそ、あんな大仕事を任せたわけだとは思うけど、ラストでニュースを見てはしゃいでる探偵団を見てちょっと切なかったです。私が年とっただけかな。

最後にひとつ残念だった点を挙げれば、安室さんのトリプルフェイス感が思ったほどなかったことかな。黒の組織感は全くなかった、よね…?(見方が雑なので、もし見逃してるだけだったら教えてください…。)

公安として働いてるところがっつりテレビに映っちゃったし。哀ちゃんが気づくくらいだから、黒のみなさんも気づいちゃうような。まあ、なんとか誤魔化すのか。安室さんだし。

見た直後に興奮した状態でこの記事書いてるので、話があっちこっち飛んで申し訳ないです。とりあえず、出来立てほやほやの感想です。私と同様、1人で見てこの興奮を共有できない方に共感して頂ければ最高です。

興奮の原因の八割は、来年の映画の予告です。キッド様。最高です。これで来年まで生きていける。

あとの二割は、安室さんの恋人が日本なら、私も安室さんの恋人なんじゃないかってやばい勘違いしてるからです。ありがとうございました。