she_ka’s diary

趣味のことを色々と。

自分に自信がない

今日も今日とて愚痴です。

 

最近は自分に自信がなくて嫌になる毎日。上の先生に相談するだけで自信がなくて迷って迷ってめちゃめちゃ時間がかかる。同期からどうせ迷ったって分かんないんだから早く聞けと言われたけど。またどのタイミングで声かけていいか分からず迷う。本当に嫌。時間の無駄すぎ。

 

分かってるけど、できない。自分のプライドの高さ故か、上の先生に迷惑かけたくないからか…。プライドかな。

 

どっちにしろ良くないので、最近は迷ったらやる方を選ぶように頑張ってます。大したことないんだけど、私にとってはめちゃめちゃストレスで。疲れた…

 

医者としてもっともっと成長したいのに、変な気を使う自分と気が利かない自分に嫌になる日々です。自分がこんなに陰キャだったとは。こんなんで医者やっていけるのだろうか。

 

そうは言っても、もう医者しかできないのは分かってるし、医者を辞めようとは思ってないので頑張るしかないですね。がんばります。

 

今日は愚痴以外に言いたいことがあって。全然関係ない話ですが。私そら豆が好きなんです。それには明確なきっかけがあって。昔、日能研の国語のテキストで読んだ向田邦子さんのエッセイです。海水浴に行って、煎ったそら豆を腰につけて海に入ると海水でふやけておやつになるっていう話。それ読んでからそら豆が好物です。だけど何の作品だったか覚えてなくて。ご存知の方いればご一報ください。

 

本日は以上です。

 

SING見ると毎回泣いちゃう

金曜ロードショーで観てまた泣いちゃった。

 

毎回泣くのは終盤のショーの場面じゃないんですよ。MISIAさんの歌にはいつも感動するけど。

バスターさんが地に落ちて洗車するところ。エディが助けにいくところで毎回大号泣してる。

 

初めて観たとき、映画館だったか今回みたいに金ローで観たのか覚えてないけど。とにかくどん底で落ち込んでて。でもあの場面で落ちたら上がるだけって宮野真守さんのセリフ聞いて大号泣した。

 

昔から誰かが堕落する場面ってすごく苦手です。失敗して堕落するシーン観ると嫌悪っていうか恐怖で。だからあの場面の直前、エディの家で居候してるバスターさん観るのは怖くて怖くて。

だけどエディのセリフで救われた。あのシーンでめちゃめちゃ引き上げられました。あぁ、どん底まで落ちても大丈夫なのかもって。あとは上がるだけ。

 

本来はもっとコミカルなシーンなのかな。わかんないけど。でも毎回救われる。

 

現実はそんな簡単に上昇はしないし。人生の半分以上は下降しているかもしれないけど。上がったと思ったらすぐ落ちてしまうけど。

でもこの場面を観る度に大丈夫かもって思える。

 

なんとなく、大事な映画です。今日はいい気分で眠れそう。

 

だから年1くらいで金ローさんお願いします。

 

 

今日も今日とて眠れない

久しぶりに文書書くかも。

お久しぶりです。医者になってます。

最後にブログ書いたのが大学生前半だったかな?気づけば医者になってた。

いや、大学生活辛かった。非常に。生きて卒業したのが奇跡。

漸く社会人になって、しばらく経つけど今まで一度も学生に戻りたいって思ってない。医者になってからのが断然楽しいや。

今思い悩んでる医学生の皆さん。早く卒業して医者になりな。安心して、医者になってからのが絶対に楽しいから。きっと学生生活が辛ければ辛いほど。

まあ卒業したくても簡単に卒業できないのが医学部でして。国試もあるしね。

学生生活辛い医学生にアドバイス。乗り切るコツは息を止めること。絶対に学生生活終わるから。大丈夫。辛い期間は潜水するつもりで息を止める。それを繰り返すうちに6年間なんてすぐに過ぎるよ。大丈夫。人生の中で6年なんて一瞬だから。永遠終わらない気分になるけどね。大丈夫だよ。死んだつもりでやれば大抵のことは乗り越えられるから。ちゃんと終わりが来るから。

 

って、学生時代の自分へ伝えたい。

学生生活楽しい医学生はそれはそれで最高なので最大限楽しんでね。

 

医者になってからもぐちぐち悩む癖は変わらず、今日も眠れない。明日仕事なのにね。

何かしてないと落ちちゃうから急に思い出してブログとか書いてみてる。もうね、治らない。自ら鬱々としちゃう癖は。

不安だとすぐ子供みたいになっちゃう。いい加減おばさんなのに。全然成長してないや。

予測できないことに無駄に不安なっちゃう。想像してる不安の9割は起こらないのに。明日からも頑張りたいな。

 

お久しぶりです。本当に。

響、見てきました。面白かったです。想像以上に。

公開前から気になっていたんですけど、忙しい~とか言ってどうせ見に行かないだろうなって思ってました。見に行けて本当によかった。

響をやってた平手さん、好き。今まで欅坂にほとんど興味なくて、なんか個性的な子がいるなーっていう程度の認識だったんですけど。きっと誰が見てもはまり役だったと思います。あと、声が好き。

この作品、原作を少しだけ読んだことがあって。本当に少しです。公式で無料公開されていた三巻だけ。

それだけで凄く気になっていた作品でした。だったらちゃんと買って続き読めよって話ですよね。お金がないんです。

だから、1,100円で大筋掴めちゃうならいいかな~なんて邪道中の邪道みたいなつもりで見ました。

逆に原作気になりました。ちゃんと読みたい。お金ないのに…。

小説家って、私の中で凄く憧れのお仕事で。私もいつか~なんて夢見たのは一度じゃないです。

もちろん書いたこともあります。

だけど、その度に自分の文章力のなさと、発想力のなさに諦める。

今回この作品見ても心折られました。

響の才能はもちろん、自分の信念を曲げない、それ以前にちゃんと信念を持ってるところが本当に格好いい。

普通は曲げる信念も持ってない人がほとんどだと思うから。

響が正義だとは思ってないです。彼女がああやって生きていけるのは、間違いなく才能のおかげだし。あれで才能なかったらただのヤバい奴になっちゃう。

偶然にも、響には小説を書くという点において絶大な才能を持っている。そのお陰で、彼女をサポートして守ろうとする人が集まる。

まあ、全てを含めて彼女なので。全部が響の魅力になってる。

平凡中の平凡な私は本当に羨ましかったです。そしでずっとヒヤヒヤしてました。

先輩にも大人にもタメ口なとことか。パイプ椅子で人殴っちゃうとことか。完璧なドロップキックとか。

響!そんなことしちゃだめだって!!って何度も叫びそうになりながら、めちゃくちゃ爽快な気分でした。

誰もがみんな、嫌な奴とか理不尽なことに対してきっと頭の中だけでやっていることを響はちゃんとやっていて。

大人だけじゃなくてきっと子供の時から、理性とか常識とかで押し殺してきたものを響は見ないふりをしない。ちゃんと向き合ってる。そんな姿が目を背けたくなるほどに清々しい。

文句があれば、私にどうぞ。というセリフ、震えました。

まだ高校生の響に何ができるんだ、と思わないでもないけど。でも、それ以上に響はもし何かあったらちゃんと自分で責任をとるんだろうなってどこか確信もあって。

よくいる口先だけの大人びた子供っぽい高校生じゃない、響の姿に凄く惹かれました。

あとは、響のそんな強い姿と高校生らしい表情のバランスがすごく良かったと思ってます。

それが演出のなせる技なのか、平手さんの演技の賜物なのかは分からないけど。

この絶妙なバランスがあったからこそ、このあり得ない響が妙に現実的に存在していたように思います。

リカさんとの対比もなんか無理がなくて。すごく誠実に描けていたのかな、と。

あの時間では無理なのは分かっているけど、幼なじみくんも見たかったり。

一番まともそうな彼の異常さが凄く気に入っていたので。あるかは分からないけど、続編とか…。ないかな。

最後の終わり方もね、えっ!?って思ったけど結果的に良かったです。

なんか妙に納得。だって響だもんなって。

贅沢な俳優陣もちゃんと平手さんに向かって集中していて、とにかくバランスのいい映画だったかな。というのがとりあえずの感想です。ありがとうございました。

東京医科大に思うこと。

このブログには趣味のことしか書くつもりなかったんですけど。ちょっと書きたくなったので書いてみます。邪魔だったら後で消します。

今回の一連の問題、やっぱり公になるとここまで注目を集めるんだな、って思ってます。

医学部受験を経験した身としては、家族枠であったり点数操作っていうのはちょっとした都市伝説とか冗談みたいな話で囁かれていたし。

私の身近な人で、きっと誰よりも医者にむいてそうな凄く優しい人が試験の点数は全然足りてるのに面接だけで落とされたり。

何かしらの点数の操作はあるだろうな、って思って いました。採点の不透明さは医学部独特なものがあると思います。

だから、仕方ないとか問題にしなくていいとか世間は騒ぎすぎたとか言いたい訳ではなく。教育の一部である以上、出来る限りの公平さは追及されるべきだと思うので。

ただ一つこの中で気になっているのは女子を一律減点していた、ということ。

実際に医学部にいて、周りの友人の多くは医師としての活躍はもちろん女性として結婚して子供が欲しいと言います。

そして、どのタイミングで結婚して出産するのかという話はよくするし、わりと女性医学生の中では大きな悩みの一つでもある。

研修医の前なのか後なのか。出産後、ちゃんと戻れるのか。サポートがあるとはいえ、子供を抱えてハードな勤務や当直をこなせるのか。仕事が落ち着いたら、なんて言ってたら年齢的に厳しくなるのではないか。

どう頑張っても、出産となるとある一定期間は職場を離れなければならない。そうなると、男性と同じようにはキャリアを積めないのはどうしようもない現実だと思うんです。

だからと言って、今回の大学言い分が正しいなんて言いたいわけじゃないんです。

正直、感情的に言えば、受験生の時、私自身は優秀な受験生ではなかったからいいけど、優秀な女の子がこんなことで不合格になってたのかと思うと、頭をかきむしりたくなるほど悔しい。

だけど、なんていうのかな。今回のことは単純に女性差別、として語ってはいけないんじゃないかな、と少しだけ思うんです。女性差別として議論すると、少し論点がずれてしまう気がしてます。

男女関係なく、本当に公平な採点をすればいい。それは正しい。だけど、根本的な解決には何もなってないんです。

私達は、やっぱり女性の医師がちゃんとキャリアを積めるように何かを変えなくてはならない。女性差別だ、ではなく。どうしたら女性が男性と同じように医師として働いていけるのかを考えるべきだと思ってます。

具体的にどうしたらいい、が私の頭では全く思いつかないのが本当に申し訳ないけれど。少なくとも、私自身も自分の問題としてぶち当たることだと思うから。

これからきっと医師として働く自分自身のためにも、医師を目指す女の子のためにも。今回のことを女性差別で終わらせて欲しくない。

こんな考えずれてるのかもしれないけど、これが実際に医学部受験をなんとかくぐり抜けて医師を目指す一人の女の意見です。私はまだ医師じゃなくてただの学生だから、実際に働いてみたらまた違って見えてくるのかな。

だけど。最後に一つ。

はっきりと言いたいのは、上でごたごた言ってることは、たった今、医師を目指して受験生として頑張っている女の子には少しも関係がない。

そんな不公平なことをするな、と怒っていい。

だけど、こんなことで医師を目指すことを諦めないでほしい。

どんな理由があっても、どうしようもない不公平も、不条理も、君の夢を邪魔する権利なんてないよ。

ヲタクに恋は難しい

いきなり言います。この作品、大好きです。

ほんっっっと、よかった。pixivでこの作品の漫画をずっと読んでて、もともと大好きだったんですけど。アニメが特別好きってわけではないけど、とにかく作品全体が大好きです。

アニメ、終わっちゃってほんと悲しい…。4月から、つらい一週間の中でも一番つらい金曜日をヲタ恋の録画を見ることだけを頼りにがんばってたのに…。木曜の深夜にリアルタイムで見たいのを我慢して、金曜を乗り越えてたのに…。もう来週からどうしていいか分からない。

宏高が大好きです。ゲーム嫌いだった私がちょっとゲームに興味持ったくらい。

あんな恋人がいる成海がほんと羨ましくて、羨ましくて。そのうえ、花ちゃんや樺倉さんのような素敵なオタク仲間がいて。

あーーーー。羨ましい。

最近気づいたんですけど、私ってオタクなんですね。

今さらなにを、って感じですけど。本当に今まで知らなかったんです。

私が通っていた高校が少し変わっていて、めちゃめちゃオタクが多かったんです。もちろん、一般的な高校ににもあるキラキラな人種とオタクな人種はいたんですけど、その2つが上手く共存してたんですね。

サッカー部とかバスケ部のイケイケ男子が、オタク男子とアニメの話してたり。スカートめっちゃ短いキラキラ女子女子が学年1の秀才女子とテニミュを熱く語ってたり。

そういう環境にいたから、オタクって本当に普通に周りにいる存在だったんです。もちろん私にもごりごりのオタクな友達も腐女子の友達も普通にいて。彼女たちに比べたら、私は全然オタクじゃなかったんです。私をオタクって呼ぶには熱量が足りなかった。私じゃ、彼女たちのオタク仲間には役不足だった。

なのに、高校を卒業して、大学入って。そしたら周りにぱたっと所謂オタクと呼ばれる人種が居なくなったんですね。いや、いるにはいるんだけど。なんていうか、あまり好意的に受け入れられてないというか。変わった人達、として彼らは見られている気がする。

私の周りには、漫画も小説もアニメも見ない人ばかり。で、私は自分がしっかり創作物大好きなオタクだったことに気づきました。

私はビビりだから、そういう創作物が好きなことをどこか隠して生活してる。あー、やっぱり一般的にはこうだよなってすごく寂しかったんです。

それで始めたのがこのブログなんですけど。

そんなことは置いといて。

成海にオタクな自分をさらけ出せる人がいるのが本当に羨ましかったです。宏高も樺倉さんもイケメンさんだし。花ちゃん美人だし。

この作品の日常感も好きでした。特別何が起きるわけでもなく、ただただ彼女達の日常が続いていく。

恋人らしいもやっとした感情やちょっとしたハプニングみたいなものはあるけど、それを無理やりドラマチックにすることもない。

ちょっとがんばって、それでまあ時間が解決するかな、くらいのゆるさが最高。

私が一番好きだったのは、4話かな?花ちゃんと樺倉さんが居酒屋でケンカするやつ。

あのとき、泣いている花ちゃんを樺倉さんは抱きしめるけど特別な何かを言うわけじゃないんですよね。でもあの涙を拭う手が素晴らしくて。花ちゃんを素直にさせる悪態も、とてつもなく優しくて。

甘い言葉も、あの時から何かが変わることもなかったけど、日常をただ一緒にいる、っていう彼らのその普通さが最高に良かった。

この最高に普通な穏やかな関係って現実じゃなかなか手に入らないですしね。もう、ただただ羨ましい。

あとは、宏高のピアス痕かな。ことあるごとにしっかり描かれていて。このピアスの意味に気づいたからこそ、なんとも言えないくらい毎回ドキドキしてました。

そこに派生する遊園地のエピソードもね。大好きです。無理やりシリアスにしないとこ。何か急展開があるわけでもない。だけど、ほんの少しだけ関係が進む。あーー、最高。

今更ね、疲れるほどの胸キュンやシリアスからの感動展開なんて付いていけないので。それよりも、ちゃんと相手のことを考えて行動したりしなかったりする宏高に最高に胸キュンしました。


長くなりましたが。とりあえず世界中がオタクに優しい世界になればいいと思いました。

君の名前で僕を呼んで

見てきました。「君の名前で僕を呼んで」。友達にめっちゃおすすめされてたんですけど、私の住んでる地域では上映してる劇場も、その回数もほんと少なくて…。漸く見れました。

この作品、見た人みんなが言ってますけど、綺麗な映画でした。最高。綺麗すぎてしんどい。

なにが綺麗って、とりあえずエリオ少年。彼がもうやばい。同じ人類とは思えないくらい綺麗。睫毛長いし、背中綺麗だし。

彼が私と同じ人間だと思うとしんどすぎて生きていけない…。

オリヴァーも普通にかっこいいし、この二人の絡み最高でした。

あとはね、彼を取り巻く人達。

両親もエリオの友達も。

色んなことを見透かしたように、ベストなタイミングでエリオに声をかけるお母様。オリヴァーと別れ、沈んだエリオに素敵な言葉をかけるお父様。

なんなんだろう。素敵な人の周りには素敵な人しかいないんですか…?

基本的にこの作品に出てくる大半の人は知的だし。

平凡で最高に普通な私は、最初この作品の世界観においてかれました…。

理解というか、私の知ってる世界とかけ離れすぎてて。話してる言葉がいまいち理解できなかった。

唯一、心のよりどころだったのはマルシアだっけ?エリオの彼女になれなかった女の子。

あの子はちょっと普通っぽくて。エリオに「私はエリオの彼女なの?」と聞いちゃうところとか。やっと私の知ってる十代の世界が垣間見えてなんかほっとした。

普通っぽいと言いつつ、めちゃめちゃ美人ですけどね。この作品中で一番好きな顔は彼女です。

エリオとオリヴァーの別れのシーンも大好きです。私、生きてるのに別れる瞬間にめっちゃ弱いんです。実は死に別れはあんまり悲しくない。

エリオが汽車を見送る背中がもう…。しんどい。

同じ世界にいるのに、会えない。しかも彼らは特にもう会えない感がすごくある。もちろん時代的な背景もあるし、何より彼らの別れに未来の約束は一切ないんですよね。そこがもう辛くて。

最後に電話で話して、「忘れない」ってオリヴァーが言うシーン。きっと二人が物理的に会うことはこれから先あるかもしれないけど、あの夏みたいに特別な相手として会うことはもうないんだろうなって。

そう思うと…。エリオが「エリオ」って呼び掛けるシーンが忘れられないです。

何が一番しんどかったかっていうと、この綺麗な世界は私には存在しないっていうことです。

私には彼らのような知性も美しさもない。あれほど思慮深い家族も友達もいない。私自身もきっとあんな親にはなれない。そう思うと、…綺麗すぎてしんどい。でも、あのリアルな別れがなんだか急にこの作品を現実っぽくしてくれた気がします。そんな作品でした。

実はこの作品を見た時、私がっつり風邪ひいてて。そんな状態で見たらしんどすぎて悪化しました。熱でそう。

これから見る方は、体調を万全に整えて見ることをお薦めします。