最初は何を書こうか迷ったのですが…。
先日最終回をむかえたドラマ「アンナチュラル」について。ベタだけど。どうせべったべたな人間だし。
このドラマ、だいぶ好きです。かなり楽しかった。そもそもが法医学ミステリー好きだったんだけど、法医学とか抜きにしてミステリーとして良く出来てたかなぁって。
最初は予想を裏切る展開に興奮したし、後半は「このままじゃ終わらないだろう」って予想しながら見るのが楽しかったし。
あと、これは散々言われていることですが、安易に人を救わないところが良かったと思います。「普通ならここではヒーローが現れるでしょ」ってとこで現れなかったり。ドラマ的には簡単に救えるところをそうしない。それでいて、最後の最後にはちゃんと救いを残す。
その感じがなんというか…どM心に突き刺さりました。悶えたよね。
特に5話だっけ?男の子が殺された婚約者の復讐をするやつ。
ラスト付近で男の子がナイフを振り上げた時、「えええ、窪田くん動かないの!?」ってなりました。別の作品じゃ、がんがん敵をぶっ飛ばしてたじゃん!
あの瞬間、少しドラマ感が消えて現実っぽいというか生々しくなって。でも最後にはちゃんとドラマに戻ってくる。フィクションとリアルの塩梅が絶妙でした。
というか、単純にその飴と鞭な感じがどMには堪りませんでした。
ちょっと話はずれますが、今期のドラマは好きな作品が多かったです。
アンナチュラル、99.9、もみ消して、冬、とかは特に楽しかった。
これらの作品に共通するのは基本的に一話完結型だったこと。「一話完結型のドラマはテレビ業界を荒廃させる」っていう話を聞いたことがあるけど、上記の作品を見るとこの意見には賛成できないです。
一話完結で、しかもやたらと無駄に伏線を張らないから、途中からでも見始められる。だけど長く見ていた人には分かるちょっとした伏線が見つかったり。どのタイミングからも見られるけど、一度見始めたら最後まで見たくなるドラマ。
まあ、評論家みたいなこと言ってみたけど、適当です。演出とかまったく分かんないし。伏線もぼろぼろ見落とすタイプだし。
テレビ局のいいカモになるタイプ。
でもさ、せっかくブログなんだしいいかな。たまには無責任に書いても。
話はずれにずれましたが。何が言いたかったかっていうと、ドラマって楽しいよねってこと。テレビ大好き。4月からのドラマも楽しみです。