she_ka’s diary

趣味のことを色々と。

花のち晴れ

先日始まったドラマ「花のち晴れ」について。まだ始まったばかりで感想も何もないけど、書きます。

花より男子のnext seasonとして始まったこのドラマ。花男大好きな私としては、全く期待してませんでした。けっ、と思ってたよね。なんでもかんでも作ればいいってもんじゃねーぞ!って。

それくらい花男って私の中ですごく大きな存在のドラマです。何のドラマが一番かっていったら一番最初に思い浮かぶ。女の子なら誰でも一回は花沢類に恋したし、恵比寿ガーデンプレイスで写真とったりしたんじゃないですか?私だけだったりして…。

まあ、とにかくそんな感じで、初っぱなから半ギレで見始めました。

そしたら、もう。オープニングでテンションぶち上がりました。

わーー!花男だ!ってなった。オープニングが短いのはちょっと残念だったけど、それは今のドラマの形だから仕方ないとして。ちゃんと「花男が始まった!」って感じがしてめちゃめちゃ嬉しかったです。

杉咲花ちゃんは別として、若手の俳優さんが沢山で。その感じがまた昔の花男を思い出しました。演技力が~、とかは正直私にはよく分からないのでなんとも言えないのですが。今でこそ花男に出ていた俳優さんたちもベテランというか有名な方ばかりだけど、当時は若手だったわけで。

なんだか、単純に花男の続編ではなく「花のち晴れ」という新しい作品を作った訳が分かったような気がしました。

昔と同じキャストでやる純粋な花男の続編よりも、キャストも違うこの作品の方が「花より男子」感がちゃんと出るのかもしれない。とか思ったり。よく分からないですね。

きっとこの作品は、花男が大好きな人が作ったんだろうなって思いました。

お金持ちの華やかな世界も描きつつ貧乏な描写がすごくシビアに描かれるところが花男の魅力の一つだと思うんです。

つくしのパパが突然会社をクビになって、つくしが家に帰ったらもぬけの殻。弟くんと一つのカップ麺を食べる、みたいな。

そのどうしようもない悲惨さみたいなのが、明るい中にもわりとシビアに描かれていて小学生くらいの時に見た私は結構本気で震えてました。

その明暗が今回の花のち晴れではちゃんと描かれてるような感じがして。

記憶の中での花男はもっと重たくて厚みがあったような感じがどうしてもしてしまうのですが、それは見ている私自身の環境が全く違うのでこの作品を評価する大きな要素にはならないのかなって思ってます。

そんなことよりもnext seasonとして作品が出来上がってるのがすごく嬉しかったです。

「今時、こんなストーリーで誰が見るのか」というレビューを見かけたのですが、そんなことないんじゃないかな?

私はもう十代じゃないので若い子の感覚は分からないのかもしれないけど。すごくシンプルというかベタな構成って私は大好きです。

あり得ないっつうの、って言いながら、結局自分が英徳に入ったらって妄想しちゃう。やっぱりベタだけどシンデレラストーリーはどの年代でも憧れませんか?

少なくとも、一度でも花男にはまった人の多くは楽しめる作品だと思います。前の花男の存在が大きすぎて見ず嫌いの人も多いと思うから、花男好きな人ほど是非一度見てほしい作品です。


私も道明寺と花沢類、いや、晴と天馬の間に挟まりたい人生でした。